Tradeviewの6つの取引口座は、「スタンダード口座」と「ECN口座」の2種類に分けることができます。
そのうちスプレッドが狭いのは、「ECN口座」です。
「ECN口座」は取引手数料が別途必要ですが、この取引手数料も業界最低レベルの安さで、お得!
実質スプレッドで比較すると、海外FX業界ではトップレベルの狭さです。
今回は、「Currenex口座」以外の「MT4 X Leverage口座」「MT5 X Leverage口座」「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」の5つの口座のスプレッドを、他の海外FX業者との比較を含めて徹底比較していきましょう。
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Tradeviewの取引口座別スプレッド比較
Tradeviewには、6つの取引口座があります。
取引口座別のスプレッドを、比較してみましょう。
「スタンダード口座」と「ECN口座」ではスプレッド&取引手数料が異なる
Tradeviewの6つの取引口座は、大きく分けると、「スタンダード口座」と「ECN口座」の2種類になります。
- スタンダード口座(STP方式)・・・「MT4 X Leverage口座」「MT5 X Leverage口座」
- ECN口座(ECN方式)・・・「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」「Currenex口座」
※ILC口座とは、「Innovative Liquidity Connector口座」の略称です
「スタンダード口座」と「ECN口座」の違いは、取引方法の違いにあります。
「スタンダード口座」は「STP方式」、「ECN口座」は「ECN方式」を採用していますが、どちらもより公正で透明性の高い取引ができる『NDD方式』です。
「STP方式」と「NDD方式」には、為替レートの決定方法、取引手数料、スプレッドに、以下のような違いがあります。
<STP方式>
- 為替レート:「カバー先からの売値と買値+取引手数料分のスプレッド」
- 取引手数料:無
- スプレッド:広め
<NDD方式>
- 為替レート:「ECN市場の取引相手からの売値と買値」
- 取引手数料:有
- スプレッド:狭め
STP方式の為替レートにはあらかじめ取引手数料分のスプレッドが含まれます。
したがって、スプレッドは広がりますが、取引手数料は不要です。
一方のNDD方式の為替レートには、取引手数料分のスプレッドは含まれません。
その分、スプレッドは狭くなりますが、トレードをする際に取引手数料が別途必要となります。
Tradeviewの6つの取引口座のスペックは、以下のようになっています。
取引方式 | 片道の取引手数料 | 最低入金額 | 最少取引量 | 最大レバレッジ | 可能取引 | |
---|---|---|---|---|---|---|
「MT4 X Leverage」「MT5 X Leverage」 | STP方式 | 無し | 100ドル (約1万円) | 1000通貨 | 500倍 | 裁量取引+自動取引 |
「MT4 ILC口座」 「MT5 ILC口座」 | ECN方式 | 2.5ドル (10万通貨ごと) | 1000ドル (約10万円) | 1万通貨 | 200倍 | 裁量取引+自動取引 |
「cTrader口座」 | ECN方式 | 2.5ドル (10万ドルごと) | 1000ドル (約10万円) | 1000通貨 | 200~400倍 | 裁量取引+自動取引 |
「Currenex口座」 | ECN方式 | 3.0ドル (10万通貨ごと) | 1000ドル (約10万円) | 1万通貨 | 200~400倍 | 裁量取引 |
STP方式を採用する「MT4 X Leverage」「MT5 X Leverage」の2口座は、取引手数料が無料です。
ECN方式を採用する「MT4ILC口座」「MT5ILC口座」「cTrader口座」「Currenex口座」の4口座は、取引手数料が必要です。
ここで注意しなければならないのは、「cTraeder口座」の取引手数料と、他の3口座の取引手数料の違いです。
「MT4ILC口座」と「MT5ILC口座」は、10万通貨を取引するごとに片道2.5ドルの手数料、「Currenex口座」は10万通貨を取引するごとに片道3ドルの手数料がかかります。
しかし「cTrader口座」は、10万ドルを取引するごとに片道2.5ドルに手数料が必要です。
つまりこれは、ベース通貨が「米ドル」の通貨ペアの場合は、手数料は2.5ドルのままですが、ベース通貨が「米ドル」以外の通貨ペアの場合は、手数料が為替レートによって変動することを意味します。
例を見てみましょう。
ベース通貨が「米ドル」以外の場合は、ベース通貨と米ドルに換算した金額に対し、取引手数料が換算されます。
上記の「英ポンド/円」の例では、取引手数料が1.3倍の3.25ドルに増えています。
つまり、「cTrader口座」でベース通貨が「米ドル以外」の通貨ペアを取引するときは、「ベース通貨」と「米ドル」との為替レートにより、取引手数料が変わることを覚えておきましょう。
取引口座別スプレッド比較表
今回は、「Currenex口座」を除いた5つの取引口座のスプレッドを、比較してみましょう。
取引手数料のない「スタンダード口座」は『平均スプレッド』で、取引手数料が必要な「ECN口座」は『実質スプレッド』で比較しています。
<Tradeview取引口座別スプレッド比較表>
スタンダード口座 | ECN口座 | ||
---|---|---|---|
「MT4 X Leverage口座」 「MT5 X Leverage口座」 | 「MT4 ILC口座」 「MT5 ILC口座」 | 「cTrader口座」 | |
平均スプレッド | 平均スプレッド(実質スプレッド) | 平均スプレッド(実質スプレッド) | |
米ドル/円 | 1.8pips | 0.1pips (0.6pips) | 0.1pips (0.6pips) |
ユーロ/円 | 1.9pips | 0.4pips (0.9pips) | 0.4pips (0.9pips) |
英ポンド/円 | 2.3pips | 0.5pips (1.0pips) | 0.5pips (1.0pips) |
ユーロ/米ドル | 1.7pips | 0.2pips (0.7pips) | 0.2pips (0.7pips) |
英ポンド/米ドル | 2.0pips | 0.5pips (1.0pips) | 0.5pips (1.0pips) |
豪ドル/米ドル | 1.9pips | 0.2pips (0.7pips) | 0.2pips (0.7pips) |
往復取引手数料 (加算pips) | 無し | 10万通貨ごとに5ドル (0.5pips) | 10万ドルごとに5ドル (0.5pips) |
加算pipsは、「1ドル=0.1 pips」で算出しています。
「cTrader口座」は、ベース通貨が「米ドル」以外の場合は取引手数料が変わるため、今回は便宜上、ベース通貨が「米ドル」の場合の実質スプレッドを表示しています。
ECN口座の「MT4ILC口座」「MT5ILC口座」「cTrader口座」のスプレッドがお得
ECN口座である「MT4ILC口座」「MT5ILC口座」「cTrader口座」の3口座の為替レートは同じで、平均スプレッドが非常に狭いのが特徴です。
取引手数料込みの実質スプレッドで比較してみても、スタンダード口座の「MT4 X Leverage」「MT5 X Leverage」の2口座よりも、はるかにお得です。
もっともスプレッドが狭いのは、「米ドル/円」です。
実質スプレッドは『0.6pips』で、スタンダード口座の『1.8pips』より『1.2pips』も差があります。
次にスプレッドが狭いのは、「ユーロ/米ドル」と「豪ドル/米ドル」で、実質スプレッドは『0.7pips』。
スタンダード口座の「ユーロ/米ドル」は『1.7pips』、「豪ドル/米ドル」は『1.9pips』なので、非常にお得なのがわかります。
Tradeviewの口座開設はこちらへ「MT4 X Leverage口座」「MT5 X Leverage口座」vs 他業者の「スタンダード口座」のスプレッド比較
Tradeviewのスタンダード口座である「MT4 X Leverage口座」「MT5 X Leverage口座」のスプレッドを、他の海外FX業者の「スタンダード口座」と比べてみましょう。
比較したのは、主要海外FX業者の「スタンダード口座」の中でも特にスプレッドが狭い、「LAND-FX」「Bigboss」「iFOREX」の3業者です。
Tradeview | LAND-FX | Bigboss | iFOREX | |
---|---|---|---|---|
「MT4 X Leverage口座」 「MT5 X Leverage口座」 | 「スタンダード口座」 | 「スタンダード口座」 | 「スタンダード口座」 | |
米ドル/円 | 1.8pips | 0.8pips | 1.3 pips | 0.9 pips |
ユーロ/円 | 1.9pips | 1.5 pips | 1.5pips | 1.2pips |
英ポンド/円 | 2.3pips | 1.8 pips | 1.6pips | 2.5pips |
豪ドル/円 | 2.6pips | 1.6pips | 1.5pips | 3.5pips |
ユーロ/米ドル | 1.7pips | 0.8pips | 1.5pips | 0.9pips |
英ポンド/米ドル | 2.0pips | 1.2 pips | 1.8 pips | 1.5pips |
豪ドル/米ドル | 1.9pips | 0.9 pips | 1.2 pips | 1.0pips |
比較した全ての通貨ペアで、「LAND-FX」と「Bigboss」のほうがTradeviewのスタンダード口座より、スプレッドが狭いのがわかります。
iFOREXと比べると、「英ポンド/円」と「豪ドル/円」ではTradeviewのほうがスプレッドが狭くなっていますが、それ以外はiFOREXのほうがスプレッドはお得。
日本人トレーダーに最も人気のある「米ドル/円」や、世界で最もトレードされている「ユーロ/米ドル」は、Tradeviewは他業者よりもスプレッドの差がかなり広がっているのが残念です。
したがって、Tradeviewのスタンダード口座のスプレッドは、海外FX業者の中では、平均をやや下回るレベルといってよいでしょう。
「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」vs 他業者の「ECN口座」のスプレッド比較
TradeviewのECN口座である「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」の3つの口座と、他の海外FX業者のECN口座のスプレッドを比べてみましょう。
比較したのは、主要な海外FX業者のECN口座の中でもトップクラスのスプレッドの狭さを誇る、「FBS」「AXIORY」「TitanFX」の3業者です。
Tradeview | FBS | AXIORY | TitanFX | ||
---|---|---|---|---|---|
「MT4 ILC口座」 「MT5 ILC口座」 | 「cTrader口座」 | 「ECN口座」 | 「ナノスプレッド口座」 | 「Zeroブレード口座」 | |
米ドル/円 | 0.1pips (0.6pips) | 0.1pips (0.6pips) | 0.3pips (0.9 pips) | 0.4pips (1.0 pips) | 0.33pips (1.03 pips) |
ユーロ/円 | 0.4pips (0.9pips) | 0.4pips (0.9pips) | 0.5pips (1.1 pips) | 0.4pips (1.0 pips) | 0.74pips (1.44 pips) |
英ポンド/円 | 0.5pips (1.0pips) | 0.5pips (1.0pips) | 1.1pips (1.7 pips) | 0.8pips (1.4 pips) | 1.45pips (2.15 pips) |
豪ドル/円 | 0.5pips (1.0pips) | 0.5pips (1.0pips) | 0.5pips (1.1 pips) | 0.6pips (1.2 pips) | 1.12pips (1.82 pips) |
ユーロ/米ドル | 0.2pips (0.7pips) | 0.2pips (0.7pips) | 0.0pips (0.6 pips) | 0.2pips (0.8 pips) | 0.2pips (0.9 pips) |
英ポンド/米ドル | 0.5pips (1.0pips) | 0.5pips (1.0pips) | 0.5pips (1.1 pips) | 0.4pips (1.0 pips) | 0.57pips (1.27 pips) |
豪ドル/米ドル | 0.2pips (0.7pips) | 0.2pips (0.7pips) | 0.3pips (0.9 pips) | 0.5pips (1.1 pips) | 0.52pips (1.22 pips) |
往復取引手数料 (加算pips) | 10万通貨ごとに5ドル (0.5pips) | 10万ドルごとに5ドル (0.5pips) | 10万通貨ごとに6ドル (0.6pips) | 10万通貨毎に6ドル (0.6pips) | 10万通貨ごとに7ドル (0.7pips) |
※スプレッドは上が平均スプレッド、下の( )が実質スプレッドを表します
※「cTrader口座」の実質スプレッドは、ベース通貨が「米ドル」の場合で表示しています
「ユーロ/米ドル」以外のすべての通貨ペアで、Tradeviewの「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」と、ベース通貨が米ドルの場合の「cTrader口座」の実質スプレッドが、狭くてお得なのがわかります。
その中でも最もスプレッドがお得なのは、「英ポンド/円」です。
『1.0pips』で、2番目にスプレッドが狭い「AXIORY」の『1.4pips』よりも、実に『0.4pips』も低くなっています。
次にお得なのは、「米ドル/円」です。
『0.6pips』で、業界でも狭小スプレッドで有名な「FBS」の『0.9pips』よりも、『0.3pips』もお得です。
Tradeviewの「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」の実質スプレッドが狭い理由は、提示されるスプレッドが低いことに加え、取引手数料も往復で5ドルと、他の業者と比べても最少レベルであることにあります。
ただし「cTrader口座」の場合は、トレードする通貨ペアのベース通貨が「米ドル」以外の場合は、米ドルとの為替レートにより取引手数料が変化するため、実質スプレッドも増減することを、覚えておきましょう。
「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」は極小スプレッドでおすすめ!
Tradeviewでスプレッドが狭い口座で取引したいなら、ECN口座である「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」がおすすめです。
スプレッドが狭いこともさることながら、往復の取引手数料も「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」は10万通貨ごとに5ドル、「cTrader口座」は10万ドルごとに5ドルと、業界最小レベルで非常に低いのも魅力です。
他の主要な海外FX業者と比べても、取引手数料込みの実質スプレッドでは、ほとんどのメジャー通貨ペアで一番狭く、業界トップといってもよいでしょう。
スプレッドを最重要視するなら、Tradeviewの「MT4 ILC口座」「MT5 ILC口座」「cTrader口座」は見逃せません!
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