AXIORYには、「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」の2つの取引口座があります。
スプレッドが狭いのは、ECN方式を採用する「ナノスプレッド口座」です。
この「ナノスプレッド口座」は、10万通貨取引するごとに、片道3ドルの取引手数料が必要です。
しかしこの取引手数料込みの実質スプレッドで比較してみても、「スタンダード口座」よりも「ナノスプレッド口座」のほうが、スプレッドが狭くてお得です。
それではAXIORYのスプレッドを、取引口座別、また他の主要な海外FX業者とも比較しながら、徹底解説します!
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AXIORYの取引口座別スプレッド比較
AXIORYの2つの取引口座のスプレッドを、比較してみましょう。
取引口座が採用する取引方法によってスプレッドが異なる
AXIORYの2つの取引口座である「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」では、提示されるスプレッドが異なります。
その理由は、「スタンダード口座」は『STP方式』、「ナノスプレッド口座」は『ECN方式』と呼ばれる取引方法を、採用しているからです。
AXIORYでは、透明性が高くより公平な取引ができる「NDD方式」を採用していますが、この「NDD方式」には、『STP方式』と『ECN方式』の2つの種類があります。
NDD方式について詳しくはこちら!
『STP方式』と『ECN方式』の大きな違いは、為替レートの決定方法と取引手数料の有無です。
- 為替レート:「カバー先からの売値と買値+取引手数料分のスプレッド」
- 取引手数料:無
- 為替レート:「ECN市場の取引相手からの売値と買値」
- 取引手数料:有
『STP方式』では、カバー先からの提示された売値と買値に、取引手数料分のスプレッドが上乗せされた為替レートが、トレーダーに提示されます。
したがって、スプレッドは広くなりますが、トレード時に別途取引手数料がかかることはありません。
一方の『ECN方式』の場合は、ECN市場の取引相手から提示された売値と買値が、トレーダーにそのまま提示されます。
そのため、スプレッドは狭くなりますが、トレードするときには、取引手数料が必要になります。
「ナノスプレッド口座」は10万通貨ごとに3ドル(片道)の取引手数料が必要
実は「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」は、取引方法、スプレッド、取引手数料以外のスペックは、すべて同じです。
<AXIORY取引口座スペック表>
スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | |
---|---|---|
取引方式 | STP方式 | ECN方式 |
最大レバレッジ | 400倍 | 400倍 |
最少入金額 | 2万円 | 2万円 |
最少取引量 | 1000通貨 | 1000通貨 |
取引手数料 | × | ○ 10万通貨ごとに3ドル(片道) |
取扱商品 | 61通貨ペア、貴金属、資源、株価指数CFD | 61通貨ペア、貴金属、資源、株価指数CFD |
口座通貨 | ・米ドル ・ユーロ ・円 | ・米ドル ・ユーロ ・円 |
取引プラットフォーム | ・MT4 ・cTrader | ・MT4 ・cTrader |
不定期ボーナス | 適用有り | 適用有り |
AXIORYについて詳しくはこちら!
『ECN方式』を採用する「ナノスプレッド口座」では、10万通貨取引するごとに、片道3ドル(約300円)の取引手数料がかかります。
この取引手数料について注意すべき点が、2つあります。
<「ナノスプレッド口座」の取引手数料の注意点>
- 新規注文が成約したときに、往復の取引手数料が取引口座から差し引かれる
- 口座通貨が『米ドル』以外の場合、取引手数料は、注文が成約したときの為替レートで口座通貨に換算され、取引口座から差し引かれる
まず1つ目の注意点は、新規注文が成約したときに、往復分の取引手数料が取られることです。
往復とは、「新規注文+決済注文」のことを指します。
FX取引では、新規注文が成約するとポジションを持つことができます。
その後、決済注文が成約してそのポジションを閉じたときにはじめて、取引による利益や損失が確定することになります。
片道とは、「新規注文」か「決済注文」のことを指します。
「ナノスプレッド口座」の取引手数料は、10万通貨ごとに片道3ドルとなっています。
したがって、新規注文により10万通貨分のポジションを持ったときに3ドル、そして決済注文よりその10万通貨分のポジションを閉じたときに、また新たに3ドルの取引手数料がかかることになります。
しかし実は、新規注文時に片道分、決済注文時にさらに片道分の取引手数料が、取引口座から差し引かれるわけではありません。
AXIORYでは、新規注文が成約してポジションを持った時に、そのポジションを閉じるための決済注文分の取引手数料も、一緒に取引口座から引かれます。
つまり、ポジションを持った時に往復分の取引手数料が取られるため、ポジションを閉じたときは、取引手数料は取られないことになります。
2番目の注意点は、口座通貨が「米ドル」以外の場合は、注文時の為替レートによって口座通貨に換算され、取引口座から引かれることです。
「ナノスプレッド口座」の口座通貨は、「米ドル」「ユーロ」「円」の3つがあります。
口座通貨ごとに取引手数料がどのように変化するのか、例をみてみましょう。
【例】
「米ドル/円」を10万ドル買う
↓
<往復取引手数料>
①口座通貨「米ドル」→6ドル
②口座通貨「ユーロ」→5ユーロ
当時の為替レート:「ユーロ/米ドル=1.20000」
往復取引手数料:「6ドル÷1.2=5ユーロ」
③口座通貨「円」→660円
当時の為替レート:「米ドル/円=110円」
往復取引手数料「6ドル×110=660円」
上記の例にあるように、口座通貨が「米ドル」の場合は、取引手数料は規定通り6ドルのままです。
しかし、口座通貨が「ユーロ」と「円」の場合は、注文時の為替レートにより、往復手数料が変化していることがわかります。
日本人トレーダーの多くが口座通貨を「円」に設定していますが、注文が成約したときにの「米ドル/円」の為替レートによって、取引手数料が変わることを覚えておきましょう。
取引口座別スプレッド比較表
「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」のスプレッドを、比較してみましょう。
どちらのスプレッドが真に狭くてお得なのかを見極めるために、取引手数料が無い「スタンダード口座」は平均スプレッド、取引手数料が必要な「ナノスプレッド口座」は実質スプレッドで比べます。
スタンダード口座 | ナノスプレッド口座 | |
---|---|---|
平均スプレッド | 平均スプレッド (実質スプレッド) | |
米ドル/円 | 1.4pips | 0.4pips (1.0 pips) |
ユーロ/円 | 1.4pips | 0.4pips (1.0 pips) |
英ポンド/円 | 1.8pips | 0.8pips (1.4 pips) |
豪ドル/円 | 2.2pips | 0.6pips (1.2 pips) |
ユーロ/米ドル | 1.2pips | 0.2pips (0.8 pips) |
英ポンド/米ドル | 1.8pips | 0.4pips (1.0 pips) |
豪ドル/米ドル | 1.7pips | 0.5pips (1.1 pips) |
往復の取引手数料 (加算pips) | × | ○ 10万通貨ごとに6ドル (0.6pips) |
比較したすべての通貨ペアで、「ナノスプレッド口座」のほうが、平均スプレッドが狭くなっています。
さらに取引手数料込みの実質スプレッドで比較しても、「スタンダード口座」よりも「ナノスプレッド口座」のほうが、スプレッドが狭くてお得です。
最もスプレッドが狭いのは、世界でもっともトレードされている「ユーロ/米ドル」です。
「ナノスプレッド口座」の実質スプレッドは『0.8pips』で、「スタンダード口座」の『1.2pips』よりも『0.4pips』狭くなっています。
「ナノスプレッド口座」の実質スプレッドと「スタンダード口座」の平均スプレッドのかい離幅は、「豪ドル/円」が『1.0pips』、英ポンド/米ドルは『0.8pips』、「豪ドル/米ドル」は『0.6pips』と広く、それ以外の通貨ペアは『0.4pips』となっています。
この『0.4~1.0pips』のかい離幅は少ないように思えますが、取引量が大きくなればなるほど、スプレッド分の取引コストが大きく膨らむことになります。
AXIORYで取引するなら、スプレッドが狭い「ナノスプレッド口座」がおすすめです。
AXIORY「スタンダード口座」vs他の海外FX業者の「スタンダード口座」のスプレッド比較
『STP方式』を採用するAXIORYの「スタンダード口座」と、他の主要な海外FX業者の「スタンダード口座」の平均スプレッドを、比べてみましょう。
今回比較したのは、海外FXの中でも「スタンダード口座」のスプレッドが狭い、「LAND-FX」「Bigboss」「iFOREX」の3業者です。
AXIORY | LAND-FX | Bigboss | iFOREX | |
---|---|---|---|---|
米ドル/円 | 1.4pips | 0.8pips | 1.3pips | 0.9pips |
ユーロ/円 | 1.4pips | 1.5pips | 1.5pips | 1.2pips |
英ポンド/円 | 1.8pips | 1.8pips | 1.6pips | 2.5pips |
豪ドル/円 | 2.2pips | 1.6pips | 1.5pips | 3.5pips |
ユーロ/米ドル | 1.2pips | 0.8pips | 1.5pips | 0.9pips |
英ポンド/米ドル | 1.8pips | 1.2pips | 1.8pips | 1.5pips |
豪ドル/米ドル | 1.7pips | 0.9pips | 1.2pips | 1.0pips |
AXIORYは残念ながら、「米ドル/円」と「豪ドル/米ドル」のスプレッドが、今回比較した業者のなかでは最も広くなっています。
しかし、「ユーロ/円」はiFOREXに次いで2番目、「英ポンド/円」はBigbossに次いで2番目、「豪ドル/円」と「ユーロ/米ドル」のスプレッドは3番目の狭さです。
特に「ユーロ/円」「英ポンド/円」は、最もスプレッドが狭い業者とのスプレッドのかい離幅が、『0.2pips』と少なめです。
AXIORYの「スタンダード口座」は、海外FX業者の中では、トップクラスに近いスプレッドであるといってよいでしょう。
AXIORYの口座開設はこちらへAXIORY「ナノスプレッド口座」vs他の海外FX業者の「ECN口座」のスプレッド比較
『ECN方式』を採用するAXIORYの「ナノスプレッド口座」と、他の主要な海外FX業者の「ECN口座」のスプレッドを、比較してみましょう。
今回比較したのは、スプレッドが狭い「ECN口座」を提供する、「FBS」「TitanFX」「XM」の3業者です。
AXIORY | FBS | TitanFX | XM | |
---|---|---|---|---|
「ナノスプレッド口座」 | 「ECN口座」 | 「Zeroブレード口座」 | 「XMTrading Zeroスプレッド口座」 | |
米ドル/円 | 0.4pips (1.0 pips) | 0.3pips (0.9 pips) | 0.33pips (1.03 pips) | 0.1pips (1.1pips) |
ユーロ/円 | 0.4pips (1.0 pips) | 0.5pips (1.1 pips) | 0.74pips (1.44 pips) | 0.4pips (1.4pips) |
英ポンド/円 | 0.8pips (1.4 pips) | 1.1pips (1.7 pips) | 1.45pips (2.15 pips) | 1.2pips (2.2pips) |
豪ドル/円 | 0.6pips (1.2 pips) | 0.5pips (1.1 pips) | 1.12pips (1.82 pips) | 1.2pips (2.2pips) |
ユーロ/米ドル | 0.2pips (0.8 pips) | 0.0pips (0.6 pips) | 0.2pips (0.9 pips) | 0.1pips (1.1pips) |
英ポンド/米ドル | 0.4pips (1.0 pips) | 0.5pips (1.1 pips) | 0.57pips (1.27 pips) | 0.3pips (1.3pips) |
豪ドル/米ドル | 0.5pips (1.1 pips) | 0.3pips (0.9 pips) | 0.52pips (1.22 pips) | 0.4pips (1.4pips) |
往復取引手数料 | 10万通貨ごとに6ドル (0.6pips) | 10万通貨ごとに6ドル (0.6pips) | 10万通貨ごとに7ドル (0.7pips) | 10万ドルごとに10ドル (1.0pips)※ |
※XMの場合は、ベース通貨が「米ドル」以外の通貨ペアの場合は取引手数料が変化するため、便宜上、「ベース通貨と米ドルの為替レートが1倍」と仮定した場合で加算pipsを算出しています
上記の表のスプレッドは、上が平均スプレッド、下のカッコ内が実質スプレッドを表しています。
比較した業者の中では、AXIORYの「ナノスプレッド口座」の「ユーロ/円」「英ポンド/円」「英ポンド/米ドル」の実質スプレッドが、一番狭くなっています。
特に「英ポンド/円」は『1.4pips』で、第2位のFBSの『1.7pips』と比べてもかい離幅が『0.3pips』もあり、よりお得なのがわかります。
他の「米ドル/円」「豪ドル/円」「ユーロ/米ドル」「豪ドル/米ドル」も、FBSに次いで2番目のスプレッドの狭さです。
しかも、FBSとのスプレッドのかい離幅を見てみると、「米ドル/円」「豪ドル/円」は『0.1pips』、「ユーロ/米ドル」「豪ドル/米ドル」は『0.2pips』と非常に狭く、業界トップクラスのFBSに肉薄しているのがわかります。
AXIORYの実質スプレッドが狭くてお得な理由は、取引手数料の安さにあります。
10万通貨ごとに往復手数料6ドルというのは、他の業者と比べても、トップレベルの安さです。
AXIORYの「ナノスプレッド口座」は、主要な海外FX業者の中でも、トップ水準のスプレッドを誇るといってよいでしょう。
AXIORYでは、スプレッドが狭い「ナノスプレッド口座」でトレードしよう!
AXIORYの「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」の2つの取引口座を比べると、スプレッドが狭いのは「ナノスプレッド口座」です。
10万通貨トレードするごとに片道3ドルの取引手数料が必要ですが、この取引手数料込みの実質スプレッドで比較しても、「ナノスプレッド口座」のほうが、スプレッドが狭くてお得です。
さらに、「スタンダード口座」と「ナノスプレッド口座」のスペックは、スプレッドや取引手数料以外はすべて同じです。
『ECN方式』によってより狭いスプレッドを提供する代わりに、最大レバレッジが低かったり、ボーナスが適用されなかったりといった制限を設ける海外FX業者もある中で、これは大きなメリットです。
「スタンダード口座」も「ナノスプレッド口座」も、最大レバレッジ400倍、最少入金額2万円、最少取引量1000通貨と、海外FX初級者でも使いやすい口座です。
さらに不定期で開催されるボーナスも、両方の取引口座で利用することができます。
スペックが同じであれば、やはり、スプレッドが狭い「ナノスプレッド口座」で取引するのがおすすめです!
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