XMのVPSサービスについて徹底解説!約定スピードアップ・自動売買にも◎

XMのVPSサービスについて徹底解説

XMでは、VPS(仮想の専用サーバー)サービスを提供しています。

一定の条件を満たせば、無料で利用することも可能!

VPSを利用すれば、自分のパソコンを起動させることなく、MT4やMT5へアクセスすることができます。

24時間常に取引ができるので、特にEA(自動売買システム)を利用するにはメリットが大きく便利。

それでは、XMが提供するVPSの利用条件、登録方法、接続方法、メリット&デメリットなどについて、詳しく解説します!

VPSとは?

VPSとは「Virtual Private Server(バーチャル・プライベート・サーバー)の略で、「仮想の専用サーバー」のことを指します。

通常FX取引をする際は、自分のPCを起動させてインターネットへ接続し、MT4やMT5などの取引プラットフォームへアクセスします。

この場合、自身のパソコンがサーバーの役割をしています。

一方VPSを利用する場合は、仮想の専用サーバーを起動させて、取引プラットフォームへアクセスします。

この際、自分のパソコンを稼働させる必要はありません。

イメージとしては、インターネット上で、自分のパソコンとは別のパソコンを1台借りると思ってください。

VPSは、自分のパソコンなどからリモート接続(遠隔操作)して利用することができます。

VPSを利用すれば、自分のパソコンを起動せずとも、常に取引プラットフォームへアクセスし続け、FX取引することが可能となるのです。

XMの無料VPSの利用条件

VPSを利用するには、VPSを提供する業者から、仮想サーバーをレンタルする必要があります。 

XMでは、一定条件を満たしたトレーダーに、VPSを無料で提供しています。

<XMの無料VPSの利用条件>

  1. 取引口座残高が5000ドル以上(または相当額)
  2. 一月の取引量が往復で5スタンダードロットまたは500マイクロロット以上

※上記の条件をどちらかでも満たさない場合は月額28ドルでVPSを利用可能

XMでVPSを無料で利用するには、上記の①と②の条件を、2つとも満たしている必要があります。

①取引口座残高が5000ドル以上(または相当額)

1つ目の条件は、口座残高が5000ドル以上あることです。

XMの取引口座の通貨は、「日本円」「米ドル」「ユーロ」から選択できます。

口座通貨が米ドル以外の場合は、5000ドルに相当する口座残高が必要となります。

例えば口座通貨が「日本円」の場合、その時の為替レートによって異なりますが、口座残高は約50万円以上でなけらばなりません。

またXMでは、Eメールアドレスが同じの一つのアカウントにつき、最大8つまで取引口座を持つことが可能です。

複数口座を持っている場合は、所有するすべての口座を合算して5000ドル以上になっていればOK!

②一月の取引量が往復で5スタンダードロットまたは500マイクロロット以上

2つ目の条件は、1か月の合計取引量が往復で5スタンダードロットまたは500マイクロロット以上あることです。

XMには3つの取引口座がありますが、口座によってロットの設定取引量が異なります。

1ロットの設定通貨数
スタンダード口座10万通貨
ゼロ口座
マイクロ口座1000通貨

上記の図にあるように、マイクロ口座は「1ロット=1000通貨」ですが、それ以外の2口座は「1ロット=10万通貨」

つまり、無料VPSを利用するには、スタンダード口座とゼロ口座では「往復で5ロット(スタンダードロット)」以上の取引が必要となります。

マイクロ口座で取引するときは、「往復で500ロット(マイクロロット)」以上が必須条件。

「5スタンダードロット」も「500マイクロロット」も、取引量で著すとどちらも『50万通貨』

複数口座を所有している場合は、すべての口座の合計取引量が往復で50万通貨以上になるようにしましょう。

XMの取引口座について詳しくはこちら!

人気No.1XMの評判は?海外FX1年生におススメな訳

①と②のどちらかでも条件が満たない場合は、月額28ドルでVPSを利用可能

上記の2つの条件のうち1つでも満たしていない場合は、月額28ドル(約2,800円)でVPSを利用することができます。

会員ページから申し込みをすれば、毎月1日に、取引口座から自動的に28ドルが引き落とされ、VPSを利用することができます。

XMのVPSのメリット

XMのVPSを利用するメリットを、詳しく見ていきましょう。

<メリット>

  1. 無料で利用できる
  2. 取引スピードがアップする
  3. EAをノンストップで稼働できる
  4. パソコンの消耗を抑えられる
  5. 電気代の節約になる
  6. PCの不具合・停電・ネットの接続速度などに影響を受けない

①無料で利用できる

なんといっても最大のメリットは、条件を満たせば無料でVPSを利用することができることです。

XMでは、VPS業者であるBeeks社の「BeeksFX」を利用することができます。

Beeks社は、FXの自動取引に特化したVPSサービスを提供する、世界最大の会社。

Beeks社が提供するVPSには、以下の3つのコースがあります。

  • ブロンズ・・・月額4,750円
  • シルバー・・・月額8,550円
  • ゴールド・・・月額15,200円

XMが無料で提供するのは、ブロンズのコース。

個人で利用する場合は、月額4,750円支払わなければなりません。

しかしXMのVPSサービスを申し込めば、無料で利用することができます。

XMの無料VPSのスペックは、以下の通りです。

XMのVPSのスペック
OSWindows 2012
メモリ1.5GB
ハードドライブ容量20GB

②取引スピードがアップする

XMのVPSサービスを利用することで、取引スピードが上がるのも強みです。

取引スピードを上げるために考慮すべきことの一つは、業者の取引サーバーとの地理的な距離です。

XMの取引サーバーは、ロンドンにあります。

日本で自分のパソコンを使用して取引する場合、日本とロンドン間は距離があるため、どうしても通信速度が遅くなります。

しかしXMのVPSを提供するBeeks社のVPSは、ロンドン市内にあります。

XMの取引サーバーとの距離が近いため、通信速度も速くなります。

通信速度が速くなれば約定スピードも上がるので、取引チャンスを逃すことなく思い通りに取引することができます。

③EAをノンストップで稼働できる

XMが提供する取引プラットフォームは、MT4とMT5。

MT4とMT5の魅力のひとつは、EA(自動売買システム)を利用できることです。

EAを利用すれば、トレーダーに代わってシステムが相場を監視し、トレードチャンスがくれば自動で取引してくれます。

しかしそのためには、MT4やMT5を起動して、EAを常に動かし続けておく必要があります。

仮想サーバーであるVPSを利用すれば、自分のパソコンを使わなくても、EAを24時間フルに稼働させておくことが可能です。

④パソコンの消耗を抑えられる

VPSを利用してMT4やMT5へアクセスすれば、自分のパソコンを稼働させる必要はありません。

VPSを利用していない場合は、EAを機能させ続けるために、パソコンを常に動かしておかなけばありません。

パソコンは稼働させればさせるほど、消耗が速くなります。

VPSを利用することで、自分のパソコンの消耗をかなり抑えることができます。

⑤電気代の節約になる

パソコンは電化製品なので、使用する際は、当然電気代が必要になります。

VPSを利用すれば自分のパソコンを起動する必要がないので、電気代も節約できることになります。

⑥PCの不具合・停電・ネットの接続速度などに影響を受けない

自分のパソコンを利用して取引しているときに、パソコンの不具合、停電、インターネットの接続速度低下などが起きた場合、取引が一時的にストップしてしまいます。

そのため、保有ポジションの決済が遅れて思わぬ損失がでてしまうことも!

VPSを利用していれば、自分のパソコンが稼働していなくても取引を継続することが可能なので、その心配もありません。

もちろん、VPS自体にもサーバー障害が起きるリスクがありますが、自宅のパソコンを使う場合に比べこういったリスクは低く、より安全です。

XMのVPSのデメリット

XMのVPSのデメリットは、以下の通りです。

①条件を満たさないと有料になる

XMのVPSは、一定の条件を満たさないと有料になってしまいます。

<XMの無料VPSの利用条件>

  1. 取引口座残高が5000ドル以上
  2. 一月の取引量が往復で50万通貨以上

上記の条件をどちらかでも満たさない場合で、VPSを利用したいときは、月額28ドル支払う必要があります。

しかしXMの提携会社であるBeeks社のVPSを利用する場合、通常であれば月額4,750円支払わなければなりません。

それを考えれば、たとえ有料であっても、XMのVPSを利用したほうがお得なので、大きなデメリットとは言えないでしょう。

VPSはこんな人におすすめ!

XMの無料VPSをおすすめするのは、ずばり以下のトレーダーです。

  1. EAでトレードする人
  2. スキャルピングをメインに取引する人

EAでトレードする人は、このVPSを利用しない手はありません。

自分のパソコンを起動させることなく、24時間常にEAで取引できるので、トレードチャンスが格段にアップします。

また、XMはスキャルピングが認められている海外FX業者のひとつですが、 VPSは、このスキャルピングをメインに取引する人にもおすすめ。

その理由は、VPSを利用することで、約定スピードが上がることにあります。

スキャルピングは、超短期間に大きめの取引量で取引し、少ないPips(ピップス)を狙うことで利益を上げようとする取引手法。

より確実に利益を上げるには、約定スピードの速さは必須条件の一つです。

VPSを利用すると、自分のパソコンを使うときよりも約定スピードが上がるので、ぜひ利用したいものです。

XMのVPSの登録方法

XMのVPSを利用するには、申込みが必要です。

詳しい登録手続きを、見てみましょう。

<VPSの登録方法>

  1. XMの会員ページへアクセス
  2. VPSの申し込みページでVPSをリクエスト
  3. VPSリクエスト確定&完了

①XMの公式ページより会員ページへアクセスする

まずは、XMの公式ページを開きます。

会員ログインのページで、「MT4/MT5 のリアル口座番号」と「パスワード」を入力。

「ログイン」をクリックして、会員ページへアクセスします。

②VPSの申し込みページでVPSをリクエストする

会員ページの上部の「口座」をクリックすると、様々な項目が表示されます。

そこから「VPS」をクリックすると、VPSの申請ページが表示されます。

このページでは、自分が無料VPSに該当するのかどうかも確認することができます。

無料の場合は、利用規約の詳細を確認した後、「VPSをリクエストする」をクリックすればOK!

無料VPSに該当しないが有料でも利用したい場合も、「VPSをリクエストする」をクリックすれば申し込みをすることができます。

ただし、口座残高がVPSの月額料金である28ドル(または相当額)を下回っている場合は、まず先に、入金する必要があります。

この場合、VPSの申し込みページでは「入金」ボタンのみ、表示されます。

口座へ入金して残高が28ドルを上回れば、「VPSをリクエストする」のボタンが表示され、申し込み可能となります。

③VPSのリクエストを確定および完了させる

「MT4 VPSサービスリクエストの確認」の画面が表示されるので、「確定」ボタンをクリックします。

そうすると、「XM MT4 VPS – リクエストを受領いたしました」という画面が表示されます。

24時間以内にBeek社から確認メールが届くと記載されているので、そのメールを待ちましょう。

XMへVPSを申し込む手順は、これで完了です。

XMのVPSの接続方法

XMへVPSの申し込みが終わった後は、VPSへ実際にどのように接続するのかを見ていきましょう。

ここからは、XMではなくBeeks社とのやり取りになるので、すべて英語での対応となります。

<VPSの接続方法>

  1. Beeks社からメールを受信
  2. RDPファイルをダウンロード
  3. VPSに接続
  4. VPSにログイン

①Beeks社からユーザ名&初期パスワードが記載されたメールが届く

Beek社から、「Welcome to Beeks Financial Cloud」という件名のメールが届きます。

このメールには、VPSへ接続するための「Username(ユーザー名)」と「Initial Password(初期パスワード)」が記載されてるので、必ず確認するようにしましょう。

②RDPファイルをダウンロードする

VPSを利用するためには、「Remote Desktop Connection(リモートデスクトップへの接続)」が必須となります。

これを設定する方法は、WindowsとMACのどちらを使っているかによって異なります。

  • Windows利用者・・・Beeks社のメールに添付されたRDPファイルをダウンロードする
  • MAC利用者・・・「Microsoft Remote Desktop」をApp Storeでインストールする

PCがWindowsの場合は、Beeks社から受信したメールの中に添付されている「Download RDP File(RDPファイルをダウンロードする)」を、クリックします。

③BeeksFXのアイコンからVPSへ接続する

RDPファイルのダウンロードが完了すると、デスクトップに「BeeksFX」というアイコンが表示されます。

これをクリックすると、「このリモート接続の発行元を識別できません。接続しますか?」と書かれた確認画面が表示されます。

ここで、「このコンピューターへの接続について今後確認しない」にチェックをいれて「接続」をクリックすれば、次回からはこの確認画面は表示されません。

④VPSへログインする

リモート接続が開始され、ログイン画面が表示されます。

ここで、メールに記載されていた「Username(ユーザーネーム)」と「Initial Password(初期パスワード)」を入力。

ログインした後、「The user‘s password must be changed befor signing in.」という画面が表示されます。

これは、初期パスワードを変えたい場合はここで変えられるという意味。

変えたい場合は「OK」をクリックし、次の画面で新しいパスワードを設定した後で、VPSへ接続します。

パスワードを変えない場合は、「Cancel」をクリックすれば、そのままVPSへ接続することができます。

XMの無料VPSはEA利用者には便利!約定スピードもアップ!

XMでは、口座残高が5000ドル以上かつ一月の往復取引量が500万通貨以上あるトレーダーには、VPSを無料で提供しています。

VPSを使うと、自分のパソコンを稼働させることなく、仮想の専用サーバーを利用してXMのMT4やMT5で取引することができます。

特にEA(自動売買システム)利用する人には、このVPSは非常に便利。

自分のパソコンを使わずとも、EAを常に稼働させることができます。

パソコンの消耗が抑えられるだけでなく、電気代も節約できます。

さらに、約定スピードもアップするので、自分の思い通りにサクサク取引可能。

スキャルピングする人には、大きな武器となります。

また、自分のパソコンの不具合、停電、インターネットの通信速度低下などのリスクにも影響を受けません。

したがって、より安全にFX取引をすることができるといえます。

XMでEAやスキャルピングする人は特に、この無料VPSサービスを利用してみましょう。

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